大阪市は「ワークシェアリング」を導入して「民間事業者を無償募集する所業」をなんとかしてほしい件

※「大阪市が平均給与月額が約44.4万、ボーナス166.4万円の同市職員である教員の研修等をする民間事業者を無償募集している件(教材・ソフトも持ち出し)」の続編です。
http://xn--10labo-9u4elb2j.com/105/
※「平成28年地方公務員給与実態調査」より（報告数値の関係で団体が公表する数値と異なる場合がある。）
※「平均年齢」は、平成２８年４月１日現在の数値である。
※「支給職員１人当たり支給額」は、平成２７年度における支給職員１人当たり平均の年額である。

今回の無償募集は欧州でおこなわれている「ワークシェアリング」を導入すればスッキリするのではないでしょうか。
教員に研修を行う際に30人に1人の割合で講師が必要、教育分野の人件費予算は上限まで使用していて余裕がないと仮定します。
この場合、職員給与を年齢による給与差を考慮して平均して月額1万円を減給、ボーナスも年間10万円を減給します。

　1万×30人＋(10万×30人÷12) = 55万円

55万は講師一人を呼ぶために業者に支払う金額です。
少しずつ職員に我慢もらえば「今回のような無償募集」といった無茶な事をしなくても良かったのではないでしょうか。
職員人件費を固定費と考えるなら、任期付きで大阪市が講師を募集すれば講師に支払う給与は55万より抑えられると思います。

記事内の引用元
大阪市：平成29年度小学校段階からのプログラミング教育の推進に当たり協力事業者を募集します。（教育委員会事務局;入札・契約のお知らせ）
給与・定員等の調査結果等
1)ラスパイレス指数及び平均年齢・平均給与月額等(政令指定都市)
4)期末・勤勉手当の支給状況(政令指定都市)

【大阪市】
平均給料月額 : 308,000
諸手当月額 : 125,917
平均給与月額 : 433,917(平均年齢43.1歳)
期末手当 : 1,025,300
勤勉手当 : 638,700
手当合計 : 1,664,000(平均年齢44.6歳)

大阪市：平成29年度小学校段階からのプログラミング教育の推進に当たり協力事業者を募集します。
(http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000386948.html) ページ番号：386948
『1　大阪市プログラミング教育推進事業の目的
　次期学習指導要領における「小学校段階からのプログラミング教育」の導入検討を踏まえ、本市のプログラミング教育の推進に向けた授業づくりや体験学習、教員の研修等に取り組み、その成果の普及を図ります。
　今般、その目的を達成するため、民間事業者の持つ教材や、幅広い知識と経験、専門性を活用し、広く協力企業を募集します。
2　基本条件・事業の実施方針
事業方針
・授業づくりへの協力や教材・ソフトの提供、教員の研修等を、無償で実施できる民間事業者を募集します。
・プログラミング教育体験機会の充実を目指した出前授業や教材の貸し出し等の企画提案を募集します。』

タグ

お薦め記事

新着記事